辛い 英語表現10選! 例文 会話例 誤用例 記憶のフックで確認しましょう!
辛い食べ物が好きな人は、汗をかきながら食べるのが好きなのではないでしょうか?確かに、辛い食べ物に一度取りつかれると、病みつきになってしまいます。
今回は「辛い 英語」をまとめてみました。
辛い英語では?
辛い英語表現
英語表現 | ニュアンス | よく使う場面 | 使用頻度 |
---|---|---|---|
spicy | 一般的な「辛い」。香辛料が効いている辛さ全般。 | カレー、キムチ、サルサなど幅広く | ★★★★★(最頻出) |
hot | 舌や口に刺激が強い辛さ。アメリカ英語でよく使う。 | 「hot wings」「hot sauce」など | ★★★★★(最頻出) |
chili / chili-flavored | 唐辛子ベースの辛さ。ソースや煮込み料理。 | 「chili sauce」「chili stew」など | ★★★★☆ |
peppery | コショウのピリッとした辛さ。野菜や肉に使われやすい。 | ルッコラ、ステーキ、サラダなど | ★★★☆☆ |
piquant | ピリッと風味のある辛さ。上品でフォーマルな響き。 | レストランのメニュー、料理評論 | ★★☆☆☆ |
zesty | 爽やかでピリッとした辛さや刺激。酸味と相性がよい。 | サルサ、ソース、ドレッシングなど | ★★★☆☆ |
fiery | 炎のように激しく強烈な辛さ。 | 激辛カレー、唐辛子系料理 | ★★★☆☆ |
burning | 舌に痛いほどの燃えるような辛さ。強烈。 | 「burning hot chili」など | ★★☆☆☆ |
tangy | 酸味とピリ辛が混じった味。爽やか寄り。 | ドレッシング、ソース、アジアン料理 | ★★★☆☆ |
savory-spicy | 旨味と辛さがバランスした「旨辛」。 | 中華料理、韓国料理、日本の「旨辛」食品 | ★★★☆☆ |
辛い英語例文
1. spicy
最も一般的。「香辛料が効いている」ニュアンス。
This curry is really spicy.
このカレーは本当に辛い。
She doesn’t like spicy food.
彼女は辛い食べ物が好きではない。
The salsa is too spicy for me.
このサルサは私には辛すぎる。
2. hot
舌や口に「熱いような刺激がある」辛さ。特にアメリカ英語ではよく使う。
Be careful, the sauce is very hot.
気をつけて、そのソースはとても辛いよ。
I love hot wings.
私は辛い手羽先が大好きだ。
This dish is hotter than I expected.
この料理は思ったより辛い。
3. chili / chili-flavored
トウガラシ由来の辛さ。
The soup has a strong chili taste.
そのスープはチリの強い辛さがある。
Do you like chili sauce?
チリソースは好きですか?
The chili flavor makes the stew quite hot.
チリ風味がシチューをかなり辛くしている。
4. peppery
コショウのピリッとした辛さ。
The salad has a peppery taste.
サラダにはピリッとした辛みがある。
He likes his steak peppery.
彼はステーキをコショウ強めにするのが好きだ。
The arugula adds a peppery flavor.
ルッコラがピリ辛の風味を加えている。
5. piquant
「ピリッとした」「風味のある辛さ」や「刺激的な味」。ややフォーマル。
The sauce has a piquant flavor.
そのソースにはピリッとした風味がある。
I enjoy the piquant taste of kimchi.
キムチのピリ辛の味が好きだ。
The dish is both sweet and piquant.
その料理は甘さと辛さが両立している。
6. zesty
「ピリッとした」「爽やかな辛さや刺激」。レモンやスパイス感にも使う。
This salsa is fresh and zesty.
このサルサは新鮮でピリッと辛い。
I like zesty flavors in my pasta.
パスタにピリ辛の風味を入れるのが好きだ。
The sauce gave the chicken a zesty kick.
ソースがチキンにピリッとした辛さを加えた。
7. fiery
「炎のように激しく辛い」。唐辛子系の強烈さ。
He ordered a fiery curry.
彼は激辛カレーを注文した。
The fiery chili made my mouth burn.
激辛のチリで口が燃えるようだった。
That dish is famous for its fiery flavor.
その料理は激辛の風味で有名だ。
8. burning
直訳すると「燃えるような」。舌に痛いくらいの辛さ。
The sauce left a burning sensation on my tongue.
ソースが舌に燃えるような感覚を残した。
I can’t handle such burning food.
そんな激辛料理は食べられない。
The burning flavor of chili is addictive.
チリの燃えるような辛さは癖になる。
9. tangy
酸味と辛みが混じった「ピリ辛」。マイルド寄り。
The dressing has a tangy, spicy flavor.
ドレッシングにはピリ辛で酸味のある味がする。
I love the tangy kick in this sauce.
このソースのピリ辛の刺激が好きだ。
The tangy taste makes it refreshing.
ピリ辛の味が料理を爽やかにしている。
10. savory-spicy(複合表現)
うま味がありつつ辛い。中華料理などでよく表現される。
The broth has a savory-spicy flavor.
スープは旨味と辛さを兼ね備えている。
I like savory-spicy noodles.
旨辛の麺料理が好きだ。
This dish balances savory and spicy perfectly.
この料理は旨味と辛さのバランスが完璧だ。
辛い英語会話例
1. spicy
Conversation
A: Did you try the new Thai restaurant downtown?
B: Yes, I did! The food was really spicy, especially the green curry.
A: I love spicy food, but sometimes it upsets my stomach.
B: Same here. I enjoyed it, but I couldn’t finish the dish because it was just too spicy for me.
A: Maybe next time we should ask for a mild version.
和訳
A: ダウンタウンの新しいタイ料理レストランに行った?
B: 行ったよ!料理がすごく辛かったよ、特にグリーンカレーが。
A: 私は辛い料理が好きだけど、時々お腹を壊すんだ。
B: 私も同じ。おいしかったけど、辛すぎて完食できなかった。
A: 次は辛さ控えめにしてもらった方がいいかもね。
2. hot
Conversation
A: Wow, these wings are hot! I didn’t expect them to burn like this.
B: I warned you! That’s why they call them “Inferno Wings.”
A: My tongue is on fire. Do you have any milk?
B: Sorry, only water. But that won’t help much.
A: Then why do people enjoy eating food this hot?
B: Some say it’s the thrill of the heat—it’s almost addictive.
和訳
A: うわ、この手羽先辛っ!こんなにヒリヒリするとは思わなかった。
B: 言ったじゃん!だから「インフェルノ・ウィング」って呼ばれてるんだよ。
A: 舌が燃えてるみたい。牛乳ある?
B: ごめん、水しかないよ。でもあまり効かないけどね。
A: じゃあなんでこんなに辛いものを楽しむんだろ?
B: その刺激がスリルなんだって。中毒みたいになる人もいるよ。
3. chili
Conversation
A: This stew has a strong chili flavor, doesn’t it?
B: Yes, I can feel the chili burning my lips.
A: I like it, though. It warms me up on a cold day.
B: True, but I think the chef used more chili than usual today.
A: That explains why my face is turning red.
和訳
A: このシチュー、チリの味が強いよね?
B: うん、チリが唇をヒリヒリさせるのがわかるよ。
A: でも好きだな。寒い日には体が温まる。
B: 確かに。でも今日はシェフがいつもよりチリを多めに入れたと思う。
A: だから顔が赤くなってるのか。
4. peppery
Conversation
A: The salad tastes a bit peppery today.
B: Yeah, I think they added extra arugula.
A: I actually like that peppery kick—it makes the salad more interesting.
B: I agree, but for me, a little less would be perfect.
A: Maybe we should ask the chef next time to balance the flavors.
和訳
A: 今日のサラダ、ちょっとコショウっぽい辛さがあるね。
B: うん、ルッコラを多めに入れたんだと思う。
A: そのピリッとした感じ、私は好きだな。サラダが面白くなる。
B: わかるけど、僕にはもう少し控えめがちょうどいいかな。
A: 次回はシェフに味のバランスをお願いしてみようか。
5. piquant
Conversation
A: The sauce has a very piquant flavor, don’t you think?
B: Yes, it’s both spicy and a little tangy. Very unique.
A: I think this would go well with grilled fish.
B: Good idea. The piquant taste could balance the richness of the fish.
A: Exactly, it’s not overwhelming but still noticeable.
和訳
A: このソース、すごくピリッとした風味があるよね?
B: うん、辛さと少し酸味があってユニークだね。
A: これ、焼き魚に合うと思うんだ。
B: いいアイデアだね。魚の脂をうまくバランスしてくれると思う。
A: そうそう、強すぎないけど存在感がある味だよね。
6. zesty
Conversation
A: This salsa is so zesty! I love the freshness.
B: Yeah, the lime and chili combination makes it really vibrant.
A: It’s spicy but not too much, just enough to wake up my taste buds.
B: That’s why zesty flavors are perfect for summer.
A: I could eat this with chips all day.
和訳
A: このサルサ、すごくピリッとして爽やかだね!大好きだよ。
B: そうだね、ライムとチリの組み合わせがとても生き生きしてる。
A: 辛いけど強すぎなくて、舌が目覚める感じ。
B: だからピリ辛の爽やかな味は夏にぴったりなんだよ。
A: これ、チップスと一日中食べられるよ。
7. fiery
Conversation
A: That curry was fiery! My whole mouth was burning.
B: I know! I had to drink three glasses of water.
A: Even the rice couldn’t calm the fiery taste.
B: Next time, maybe we should ask for “medium” instead of “extra hot.”
A: Agreed, I don’t want another fiery battle with my dinner.
和訳
A: あのカレー、激辛だったよ!口中が燃えてた。
B: だよね!水を3杯も飲んじゃった。
A: ご飯を食べても辛さが収まらなかったよ。
B: 次は「エクストラ・ホット」じゃなくて「ミディアム」にした方がいいね。
A: 賛成。また激辛バトルはごめんだ。
8. burning
Conversation
A: My tongue still has a burning sensation from that chili.
B: Same here. It feels like it’s on fire.
A: Why do we always order the spiciest dish?
B: Because we think we can handle it, but clearly we can’t.
A: Next time, let’s avoid anything described as “burning hot.”
和訳
A: あのチリのせいで、まだ舌がヒリヒリしてるよ。
B: 私も。同じく火がついてるみたいだ。
A: なんでいつも一番辛い料理を注文しちゃうんだろう?
B: 自分なら耐えられるって思うけど、実際は無理なんだよね。
A: 次は「燃えるように辛い」と書いてある料理は避けよう。
9. tangy
Conversation
A: This dressing has a tangy, spicy flavor.
B: Yeah, the vinegar and chili make it refreshing.
A: I like how the tangy taste balances the sweetness of the vegetables.
B: Exactly, it keeps the salad from being too plain.
A: I should try making this at home.
和訳
A: このドレッシング、ピリ辛で酸味があるね。
B: うん、酢とチリのおかげで爽やかだね。
A: そのピリ辛の酸味が、野菜の甘さをちょうどよく引き立ててるよ。
B: そうそう、サラダが単調にならないよね。
A: 家でも作ってみたいな。
10. savory-spicy
Conversation
A: These noodles are savory-spicy—such a perfect balance!
B: Yeah, the broth has depth from the meat and the spices.
A: It’s spicy enough to make me sweat, but the savory flavor keeps me eating.
B: That’s why I love this place. Their savory-spicy dishes are addictive.
A: I could come back every week just for this.
和訳
A: この麺、旨辛だね!バランスが最高だよ。
B: うん、スープは肉とスパイスの深みがあるね。
A: 辛さで汗が出るけど、旨味があるから箸が止まらないよ。
B: だからこの店が好きなんだ。旨辛料理は本当にクセになるよ。
A: これを食べるために毎週でも来たいくらいだ。
辛い誤用例・注意点
1. spicy
❌ 誤用例: The tea is spicy. (普通の紅茶に対して)
⚠ 注意点: 香辛料由来の辛さに使う。甘い飲み物や単に味が濃いだけのものには不自然。チャイのように実際にスパイス入りならOK。
2. hot
❌ 誤用例: This soup is hot! → 温度が熱いのか辛いのか曖昧。
⚠ 注意点: 「hot」は 辛さ と 温度の熱さ の両方を意味する。文脈で誤解を招くので、「hot and spicy」「hot in temperature」など補足すると安心。
3. chili
❌ 誤用例: This pasta is very chili.
⚠ 注意点: 「chili」は 名詞(唐辛子・チリ料理)であり、形容詞的に「辛い」とは言えない。形容詞として使うなら「chili-flavored」「chili-spiced」などにする。
4. peppery
❌ 誤用例: The curry is peppery because of the chili.
⚠ 注意点: 「peppery」は コショウの辛さ限定。チリペッパーの辛さ全般には使わない。胡椒っぽさがあるときだけ使う。
5. piquant
❌ 誤用例: That curry was piquant!(激辛カレーに対して)
⚠ 注意点: 「piquant」は 上品でピリッとした辛さ。激辛や痛いほどの辛さには合わない。料理評論やメニュー表現に向く。
6. zesty
❌ 誤用例: The chili peppers are zesty. (唐辛子そのものに対して)
⚠ 注意点: 「zesty」は ソースや料理全体の風味 に使うことが多い。食材単体ではやや不自然。爽快感や活気のニュアンスが含まれる。
7. fiery
❌ 誤用例: The pepper is fiery in color, so it must be spicy.
⚠ 注意点: 「fiery」は 炎のように強烈な辛さに使う。見た目の色や温度の熱さだけに使うと不自然。比喩的に性格や感情(fiery temper)にもよく使われる。
8. burning
❌ 誤用例: This soup is burning hot! (温度が高い意味で使った場合、辛さと混同される)
⚠ 注意点: 「burning」は 痛みや刺激を伴う辛さ を表現する。温度の熱さに対しては「boiling hot」の方が自然。
9. tangy
❌ 誤用例: This curry is tangy. (酸味のない普通のカレーに対して)
⚠ 注意点: 「tangy」は 酸味とピリ辛の組み合わせ。酸味がない料理に使うと違和感がある。サラダやドレッシング向き。
10. savory-spicy
❌ 誤用例: The candy is savory-spicy.
⚠ 注意点: 「savory-spicy」は 旨味のある辛さ。甘いものやデザートに使うと不自然。主に肉料理や麺料理、スープに適する。
辛い記憶のフック
1. Spicy
TIPS: 「spice(スパイス)」から直感的に連想。→ 一番万能で安全な「辛い」。
背景: インド料理・メキシコ料理・中華料理など多国籍料理に広く使われる。英語圏ではまず最初に習う「辛い味」。
2. Hot
TIPS: 「熱い=hot」→「口が熱くなるほど辛い」と覚える。
背景: アメリカでは「hot sauce」「hot wings」が超定番。口語では「spicy」よりもカジュアルでよく使われる。
3. Chili
TIPS: 「チリ=唐辛子」。唐辛子そのものを指すが、料理の辛さ表現としても使われる。
背景: 「chili peppers(チリペッパー)」「chili sauce」など、中南米由来の辛味文化。アメリカでは「bowl of chili(チリコンカン)」=ピリ辛煮込み料理。
4. Peppery
TIPS: 「pepper(胡椒)」+「-y」→「胡椒っぽい辛さ」。胡椒を思い浮かべれば即連想できる。
背景: 西洋料理において胡椒は最も基本的なスパイス。唐辛子ではなく「胡椒のピリ辛」を限定的に表現する。
5. Piquant
TIPS: 「ピカッ!」と上品に刺激が走るイメージで覚える。発音も洒落ていてフランスっぽい。
背景: フランス語由来で、グルメ記事やレストランメニューに多い。単なる辛さではなく「食欲をそそる上品な刺激」。
6. Zesty
TIPS: 「zest(柑橘の皮の風味)」→ シャープで爽やかな刺激と結びつける。
背景: アメリカ英語的でポップな響き。「zesty salsa」「zesty dressing」など、陽気で明るい辛さのイメージ。
7. Tangy
TIPS: 「タン!」と舌を叩くような刺激。酸っぱ辛いニュアンスもあり。
背景: アメリカのBBQソースやドレッシングで頻出。「tangy BBQ sauce」など、酸味+辛味の複合フレーバーにぴったり。
8. Fiery
TIPS: 「fire(火)」+「-y」→「火のように燃える辛さ」。イメージしやすい。
背景: 激辛料理を誇張する時に好まれる表現。インドカレー、タイ料理、メキシコ料理など「挑戦的な辛さ」を強調する時に多用。
9. Burning
TIPS: 「burn(焼ける・燃える)」→ 舌が焼けるような辛さ。直訳的で分かりやすい。
背景: 「burning hot」「my mouth is burning」でよく使われる。会話では「辛すぎて口が燃える!」の感覚をそのまま表現。
10. Savory-spicy
TIPS: 「savory=旨味のある」+「spicy=辛い」→「旨辛」。日本人が好きな味覚を直訳した感じで覚えると簡単。
背景: 韓国料理やアジア料理の人気で広まった表現。単なる辛さではなく「旨味と辛味のバランス」が特徴。英語圏でもK-foodや中華の紹介で増えてきている。
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