enable 人 to do 意味・例文・使い方

動詞には様々な使い方がありますが、その一つに動詞人 to doの形で使えるものがあります。今回は enable 人 to doについてお伝えしたいと思います。

enable 人 to do のポイントは？

enable 人 to do を理解するためのポイントは以下になります。

・意味はどうなるのか？

・人とto doの関係は？

・不定詞の内容を否定したい時にはどうするか？

意味は以下になります。

・人に～することを可能にさせる　の意味になります。

また、人の部分がto doに対する意味上の主語（＝不定詞の内容を行っているもの）になるので、人の部分を“～が”と訳すことで訳しやすくなります。例えば以下のような例です。

・My early success enabled me to buy a house.

(私の早期の成功は私が家を買う事を可能にした。)

・動詞人 to doという形で使える動詞の一つです。動詞の部分と不定詞の部分に主語＋動詞のような関係があると考えると理解しやすいでしょう。

・The scholarship enabled me to study in America.

(奨学金は私がアメリカで勉強することを可能にした。)

→文章全体の主語はThe scholarshipですが、不定詞の内容を実際に行うのはme になります。meとto studyの部分に主語＋動詞の関係があります。

・不定詞の内容を否定する時には、不定詞の前に not をつける形になります。

・This application enabled me not to have to repeat the same thing.

(このアプリは私が同じことをやらなくてもよいことを可能にした。)

※不定詞の内容を否定したいので、不定詞の前にnotを置きます。もしenableを否定しdid not enableにすると「可能にしなかった」という意味になり、内容が変わってしまいます。

以下の日本語を英語にして下さい。

1.このシステムは私が家から働くことを可能にするだろう。

2.彼のアドバイスは私が不安を乗り越えることを可能にした。

3.この結果のおかげで私が夏休みの間は長時間勉強しないことを可能にさせるだろう。

4.その先生は彼女が物事を別の方法でみることを感じさせた。

5.私の財政状況は私はお金について心配しないことを可能にさせるだろう。

1.This system will enable me to work from home.

2.His advice enabled me to overcome anxiety.

3.This result will enable me not to have to study many hours during summer vacation.

→不定詞の部分を否定する形になるので、不定詞の前にnotをつける必要があります。

4.The teacher enabled her to see things differently.

5.My financial situation will enable me not to worry about money.

→不定詞の部分を否定する形になるので、不定詞の前にnotをつける必要があります。

いかがだったでしょうか？enable 人 to doのポイントは以下になります。

・人に～することを可能にさせるの意味になります。

・人とto doの関係は主語と動詞の関係です。

・不定詞の内容を否定したい時には不定詞の前に not をつけ not to ～の形にします。

動詞人 to doの形で使える動詞はあまり多くありません。今回はその一つ enable 人 to doの形でした。しっかりと使いこなせるようになるまで練習しましょう。