order 人 to do 意味・例文・使い方・問題

動詞の使い方には様々な形があり覚えるのは大変です。ですが、これを避けるわけにはいきません。少しずつ着実に覚えていきましょう。今回は動詞orderについてお伝えしたいと思います。

order 人 to do のポイントは？

order 人 to do を理解するためのポイントは以下になります。

・意味はどうなるのか？

・人とto doの関係は？

・不定詞の内容を否定したい時にはどうするか？

意味は以下になります。

・人に～するよう命令する。

・また、人の部分がto doに対する意味上の主語（＝不定詞の内容を行っているもの）になるので、人の部分を“～が”と訳すことで訳しやすくなります。例えば以下のような例です。

・My father ordered me to come.

(父は私に来るように命じた。)

・動詞人 to doという形で使える動詞の一つです。動詞の部分と不定詞の部分に主語＋動詞のような関係があると考えると理解しやすく、また応用し易いでしょう。

・The man ordered them to leave.

(その男は彼らに去るように命じた。)

→文章全体の主語はThe manですが、不定詞の内容を実際に行うのは them になります。themとto leaveの部分に主語＋動詞の関係があります。

・不定詞の内容を否定する時には、不定詞の前に not をつける形になります。

・They ordered us not to tell anyone about this.

(彼らは我々にこれについて誰にも伝えないように命じた。)

不定詞の内容を否定したいので、不定詞の前にnotを置きます。もし、 orderを否定しdid not orderにすると「命令しなかった」という意味になり、内容が変わってしまいます。

以下の日本語を英語にして下さい。

1.その警官は彼女に静かにするよう命じた。

2.誰があなたにそうするよう命じたのですか?

3.女性は我々はこの部屋で音を立てないようにと命じた。

4.いつ彼は彼らに彼を訪問するよう命じたのですか？

5.私は彼らにそこへ行かないように命じた。

1.The police officer ordered her to be quiet.

2.Who ordered you to do so?

3.The lady ordered us not to make noise in this room.

→不定詞の部分を否定する形になるので、不定詞の前にnotをつける必要があります。

4.When did he order them to visit him?

5.I ordered them not to go there.

→不定詞の部分を否定する形になるので、不定詞の前にnotをつける必要があります。

いかがだったでしょうか？order 人 to doのポイントは以下になります。

・人に～するよう命令するの意味になります。

・人とto doの関係は主語と動詞の関係です。

・不定詞の内容を否定したい時には不定詞の前に not をつけ not to ～の形にします。

語法を理解したら、あとはスラスラ使えるようになるまで練習するのみです。積極的に使いながら練習してみましょう！